乾燥肌に使われる塗り薬(外用薬)
- 乾燥肌
- 塗り薬
- ステロイド外用薬
- 軟膏
- クリーム
- 基材
- 白色ワセリン

乾燥肌に使われる塗り薬について、主剤と基剤の違い、白色ワセリンや親水クリームなどの基剤、軟膏・クリーム・ゲルといった剤形の特徴を解説します。
名古屋市南区・桜本町で乾燥肌の塗り薬をお探しの方へ|外用薬の基剤と剤形
乾燥肌に使われる塗り薬(外用薬)は、薬の作用を担う「主剤」と、それを支える「基剤」からできています。軟膏やクリームなどの剤形は、基剤の性質によって使用感や特徴が異なるため、皮膚の状態に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、油脂性基剤、水溶性基剤、乳剤性基剤、ゲル基剤の違いと、白色ワセリン、マクロゴール、親水クリームなどの代表例を整理します。乾燥肌の塗り薬や、軟膏とクリームの違いを知りたい方に向けて、名古屋市南区の太田皮フ科クリニックが解説します。
乾燥肌に使われる塗り薬(外用薬)
外用薬を構成する「主剤」と「基剤」
外用薬には、
- 主剤(病変のある部位に直接作用する薬)
- 基剤(補助目的、添加したりするもの)
があります。
この基剤について説明します。
外用薬の基剤は「疎水性」と「親水性」に分けられます
基剤には、
- 疎水性
- 親水性
があります。
乾燥肌に使われる主な基剤と剤形
主なものは、以下のとおりです。
水との親和性 | 分類 | 種類 | 例 | 剤形 |
|---|---|---|---|---|
疎水性 | 油脂性基剤 | 鉱物性 | 白色ワセリン、プラスチベース | 軟膏 |
疎水性 | 油脂性基剤 | 動物性 | ミツロウ | 軟膏 |
親水性 | 水溶性基剤 | 水溶性基剤 | マクロゴール | 軟膏 |
親水性 | 乳剤性基剤 | 水中油型 | 親水クリーム、バニシングクリーム | クリーム |
親水性 | 乳剤性基剤 | 油中水型 | 親水ワセリン、ラノリン | クリーム |
親水性 | ゲル基剤 | ゲル基剤 | カルボキシビニルポリマーゲル、ヒドロキシエチルセルロースゲル | ゲル |
参考:『病気がみえる vol.14 皮膚科』p.59
皮膚の状態に合わせた外用薬の剤形選び
外用薬を用いる時は、効能のある主剤のみならず、皮膚の状態に合わせた剤形の選択も大切です。剤形には、軟膏、クリーム、ゲル、ローション、テープがあります。
乾燥肌に使われる軟膏の特徴
軟膏は刺激性が低く、かきむしった肌にも使いやすいです。ただし、ベタベタするので、使用感はあまり良くありません。
乾燥肌の塗り薬と剤形の選び方まとめ
乾燥肌に使われる塗り薬は、主剤の効能だけでなく、基剤の性質や剤形も選択のポイントになります。軟膏・クリーム・ゲル・ローション・テープにはそれぞれ特徴があり、皮膚の状態に合わせて選ぶことが大切です。
軟膏は刺激性が低く、かきむしった肌にも使いやすい一方で、べたつきやすいという特徴があります。乾燥やかゆみが続く場合や、どの塗り薬が合うのかわからない場合は、自己判断で薬を変更せず、皮膚科へご相談ください。
乾燥肌の塗り薬に関するよくある質問
乾燥肌の塗り薬は、軟膏とクリームのどちらがよいですか?
皮膚の状態によって適した剤形が異なるため、一律には決められません。軟膏は刺激性が低く、かきむしった肌にも使いやすい一方、べたつきがあります。症状や使用する部位に合った塗り薬については、皮膚科医へご相談ください。
名古屋市南区・桜本町周辺で乾燥肌にお悩みの方へ
名古屋市南区で乾燥肌や塗り薬についてお困りの方は、太田皮フ科クリニックへご相談ください。