多汗症は、全身の汗が増える全身性多汗症と体の一部に局所的に汗が増える局所多汗症に分類されます。多汗症の原因は色々ありますが、明らかな原因が見あたらないものは原発性(特発性)全身性多汗症、原発性(特発性)局所多汗症があります。
原発性局所多汗症はわき、手のひら、足底、顔など体の一部に日常生活で困るほど汗をたくさんかいてしまう病気です。
保険適用内治療 | わきの多汗症には、抗コリン薬であるソフピロニウム臭化物(エクロック®ゲル)、グリコピロニウムトシル酸塩水和物(ラピフォート®ワイプ)の外用。頭部、顔面の多汗症は場合により、抗コリン薬であるトフィソパム(グランダキシン®)などの内服。手掌多汗症には抗コリン薬であるオキシブチニン塩酸塩(アポハイド®ローション)の外用。 |
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保険適用外治療 | すべての部位の多汗症に対し、塩化アルミニウム液の外用。 |